子供のわきがは中学生から始まる?

子供のわきがは中学生から始まる?

子供のわきがは中学生から始まる?

中学生の頃からわきがになる子が増えるって本当?

わきがと聞くと成人した大人がなるものと思っている人が多いでしょう。しかし、子供でもなることがあるのです。特に思春期真っ盛りの中学生の頃から増えてきます。これは、わきがのニオイの原因となるアポクリン腺が第二次成長期の時期に一気に増加するからなのです。その為、中学生の頃からわきがの独特なニオイを発生させてしまう子供が増えてくるんですね。わきがとは、脇の下にあるエクリン腺とアポクリン腺が影響していると言われています。エクリン腺は気化しやすい汗を出し、アポクリン腺からはミネラルを含んだ汗が出ると言われており、このミネラルを含んだ汗が皮膚の表面にある皮脂や雑菌と触れ合うことでニオイを発生させ、エクリン腺から出る気化しやすい汗によって拡散されてしまうことを言います。

中学生の頃にアポクリン汗腺が増加し、よりその状況を作りやすくしてしまう為、わきがの子供が増えてしまうのです。中学生と言えど、まだまだ子供ですから、本人の自覚がない場合も多く、何の対処もしていないことが多いでしょう。その為、周りの友人たちからニオイについて言及されることもあり、子供が知らない間に傷ついていることがあります。思春期の子供は大人の体へと変化していく時期でもありますから、他人の変化に敏感です。また、子供はストレートな物言いをしてしまう為、傷つける発言をすることも多いでしょう。状況をしっかりと把握しておかないと、親が知らない間にいじめに発展してしまう可能性もあります。

本人に自覚がない場合は、直接的な言い方をせず、汗の始末をしっかりすることやニオイに対してのケアがエチケットなのだと伝えましょう。それに伴い、デオドラントクリームや制汗剤などを与え、ケアの方法を伝え、しっかりと対処していきましょう。また女の子の場合は、腋毛が生えてくる時期でもありますので、ムダ毛の処理の仕方を教えてあげることも必要です。間違った処理をしていると、わきがが酷くなることもありますので、ケアの仕方を教えてあげることはニオイの軽減にも繋がります。また、洗濯物などには消臭効果がある洗剤を使用したり、衣服に消臭や防臭スプレーなどをしてあげることも大切です。直接的に話し合うことができるようであれば、治療法をしっかりと教えてあげることも良いでしょう。その上で、子供がどうしたいのかを話し合いましょう。

子供はちょっとしたことでも傷ついてしまいますので、言い方や伝え方には気を付け、子供の心に寄り添ったやり方を考えましょう。子供に伝えることで傷つけてしまうこともあるかもしれませんが、他人によって気付かされるよりはマシと思うようにしてください。わきがはケアをしっかりすることで、ニオイを軽減することができます。根本的な治療に関しては大人になってから自分で決めることもできますので、まずはニオイのケアを優先的に考え、子供と相談しながら進めていきましょう。思春期の子供は扱いが難しい為、喧嘩になってしまうこともありますが、気長に付き合ってあげましょう。

 

手術以外の治療法を考えましょう。

思春期の子供はまだまだ成長過程の中にいます。わきがで悩んでいる子供に対して、治療を進める際、手術以外の方法も考えてあげましょう。わきがを根本的に治療をするなら、手術が一番なのは間違いがないのですが、脇の下のアポクリン腺を切除する手術にはデメリットもあります。これは、成長過程での手術の場合ですが、切除したアポクリン腺がまた成長してしまう可能性がある為、根本的な解決にならない場合もあります。腕の良いクリニックですと、その後問題なく過ごすことができるようですが、実際は切除したアポクリン腺が成長し、また同じような症状が出ることが多いようです。その為、子供の手術はあまりオススメできるものではありません。

手術以外の方法として、ボトックス注射があります。これは、美容や多汗症などの治療にも用いられていますが、わきがにも有効とされています。ボトックス注射は、ボツリヌス菌という毒素を注射することで、神経に対して働き、汗腺から出る汗を抑えてくれる効果があります。その為、ニオイの原因である汗と雑菌が混ざり合うことが少なくなるため、独特のニオイを軽減してくれるのです。このボトックス注射のデメリットは半年〜1年程度しか効力がないこと。その為、この時期を過ぎてしまえば、また症状が戻ってきてしまうので、根本的な治療としては考えることができず、一時的なものとして考えられています。しかし、この一時的な対処でも、ニオイに悩んでいる子供にとっては有効でしょう。中学生ぐらいの子供ならば、ケアの仕方をしっかりと教えることでニオイを軽減してあげることが可能だと考えます。

お風呂に入った際にはしっかりと洗うことや、汗をかく前にデオドラントクリームなどをしっかりと塗り込んでおく習慣をつけてあげるだけで、あまり気にならないようになるでしょう。部活動などで活動をしている子供にとって汗をかくというのは日常的にあることですが、ニオイのケアをしっかりとさせることで周りの目を気にせずに活動をすることができます。通気性の良い服装を心掛けさせることや、汗の始末の仕方、デオドラントクリームや制汗剤、デオドラントシートなどを持ち歩かせることなどで思春期のわきがに対しては対処できることが多いでしょう。処理の仕方も汗をかいたら、デオドラントシートでしっかり拭いた後にデオドラントクリームを塗り込んでケアをするように指示しましょう。

また、汗をかいた時に着替えることも有効です。ケアの仕方については、子供としっかりと話し合っておくことが大切でしょう。親としては、子供の状態に不安を感じて、すぐに解決してあげたくなってしまうものですが、あまり逸らずに様子をみてあげることも必要です。治療に関しては、体がしっかりと出来上がってからでも遅くありませんので、子供の気持ちを優先させてあげることも大事でしょう。思春期の子供に対しては一定の距離を保つことが必要で、親が無理強いをしてしまうと子供の心が閉ざされてしまうことも多いので、注意が必要です。